3

つぎは洋食です。築地は寿司や魚料理店がメインのように思われていますが
場内食堂は市場で働いている人のための場所なのでふつーに洋食や中華の
需要は高いのです。それでけっこうレベル高かったりするんですよ


場内の八千代です。とんかつとありますが洋食全般、とくにフライものが得意です
チューボーですよのアジフライ回では街の巨匠として親方が登場しました


車海老、ホタテ、カキのフライ定食にカレーがけで1500円
カレーはレストラン(昭和の)のカレーの味です

すべて当たりのフライ盛り合わせです。ちょろっと見えてるサラダもうんまい
食堂でもレストランでもない、これぞ洋食屋というかんじです


チャーシューエッグ定食1030円

チャーシューはトロトロですが味は薄めです。黄身とあわせて醤油かけたら
とてもおいしかったですよ








場内の豊ちゃんです



ここの名物は「アタマライス」。カツ丼のご飯と具を別々に提供する
というもの。カツ煮定食みたいなかんじです
カツは「あるアタマ」(脂身アリ)や「ないアタマ」(脂身ナシ)とか常連用の
細かい注文も存在します


メンチカツライス1000円にカレーがけ180円してもらいました
この黄色いカレーがうまいっス


メンチカツにはハヤシライスのルーがかけられてました
うんまいうんまい


カレーは濃縮版のテイクアウトもでけます
4人前1200円ということですが濃いので5人前くらいは余裕のよっちゃん








場内のたけだです。すでに閉店


魚から肉までなんでも評価の高い洋食屋さんでした。観光客より市場関係者が
詰めかけていつも満員になってる、そういうお店でした


まぐろのほほ肉ステーキ定食1000円


バター醤油味でなかなかおいしいです


まぐろの尾肉ステーキ定食1100円
マグロの尾を輪切りにした部位ですね、中央に骨が通ってます
弾力がありつつもやわらかく動物の肉のようです

100円プラスでカレーがけにしてもらいました
あまりメリハリのない優しい洋風カレーという印象でしたね








場内のとんかつメインの洋食屋、小田保です


ポークソテー定食1100円です
フライもの食べようと思って入ったんですけどポークソテーの文字見て
つい頼んじゃいました。ちょっと期待ハズレかなあ、かなり甘いんですよ








場内の中栄、カレー屋さんです


インドカレー400円です。キャベツもいっしょに盛り付けるクラシックな
スタイルがステキです。カレー自体は専門店なのにふつーです
カレー食べたいなら豊ちゃんのほうに行きますね
カレーのほかにハヤシライスもあって、両方を盛ったあいがけも人気です
洋食はここでおわり







場外の通り沿いにあるラーメンの井上です。人気店です
冬の寒い朝に食べるのがおすすめです。ここはすべて立ち食いになります


中華そば600円。大量のチャーシューとドンブリいっぱいまで注がれたスープで
意外と物価の高い築地飲食店のなかではコストパフォーマンスに優れています
チャーシューにはほとんど味が付いていません、それにモモ肉ぽいので「肉食ってるー」
という気になります。スープはまあまあそれなりにコクもありおいしいです
この店の話題になると必ず化学調味料で攻撃してくる人が出てきます







場内には喫茶店もあります。岩田というお店
こういうところには市場関係者しか来ず観光客はほとんど来ないですね


オレンジジュース350円
オレンジジュースというかオレンジドリンクですね。コンクオレンジというか
水で薄めて飲んでたオレンジジュースもどきっぽいかんじです
飲食店の部おしまい






おつぎはテイクアウト・お土産の部です


場外の中華惣菜の菅商店です


点心のセットを買ってみたです。全然印象に残ってないw






場外のおにぎり屋さん、丸豊


いくらとさけを買いました。200円ちょいくらいだったと思います


重量感があります。具もたっぷり入っておいしい




築地には場内にも場外にも多くの玉子焼き屋さんがあります
食堂やお寿司屋さんにも供給してたりするお店もあります


場外の松露のガラスケース


松露はあちこちのデパートの地下でも買えるほどの販路を持っています





場内の大定のガラスケース


標準の玉子焼きです


お寿司屋さん用の巻かない薄焼き
魚、もしくは海老のすり身をたっぷり入れてじっくりふんわりと焼きます

はい盛り付け例。気取った江戸前のお店みたいに鞍掛けにしてみましたですよ
これはラップに小分けして冷凍保存することも可能です。小腹がヘッたときには
ちょうどいいおやつになります、甘いし

はいおしまい

早朝メシを食べに行くなら東急ステイ東銀座東京新阪急ホテル築地が便利です

ホーム